丹沢おろしが吹く寒い冬を超え、春に芽吹いた新芽を適期に摘み取ること。
いつまでも芽のある、五葉の力強い芽から下の葉を残し、みずみずしい茶葉を丁寧に摘むこと。
当園では、芽吹いた新芽を味や色がのった、最適のタイミングで摘むようにこだわっています。
そのためには摘採適期のずれた茶の品種(早生品種~晩生品種)を組み合わせることが重要です。当園では現在8品種の栽培を行っています。
秦野の気候風土に合ったものを前提に、それぞれが特徴や可能性を秘めた品種です。
茶葉の名前とその特徴
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今栽培面積がものすごく増えている品種です。渋みが少なく旨味・甘みが強い。(早生品種) |
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新緑の風が新芽に吹き抜けるようなネーミングです。強い旨味と爽やかな香りが特徴。(早生品種) |
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日本の代表的な品種です。バランスのとれた味と香り。日本茶業の発展に大きく貢献した品種です。(中生品種) |
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品種そのものが持っている香りが特徴的です。香味豊かな品種。(中生品種) |
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コクがあり香りもよい。寒さに強い品種です。(晩生品種) |
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大人の樹になるまで少し手間がかかる品種。渋みが少なく、旨味・甘みが豊富で香りも良好です。(晩生品種) |
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収量が多く旨味が強い。バランスの良い香味。栽培もしやすい品種です。(晩生品種) |
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もともと紅茶用の品種。この品種に多く含まれるメチル化カテキンが花粉症などのアレルギー緩和に注目されています(中生品種) |
感謝の気持ちを込め、丁寧にお茶を摘んでいきます。
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