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おいしいお茶の淹れ方

一杯のお茶がさらに美味しく、
ほっとするひと時となりますように――――

まずは、すぐ実践できる、お茶の淹れ方の手順・ポイントについてご紹介します。

 

 

■簡単においしく淹れる!4ステップ

1.茶碗にお湯をいれる

あらかじめ茶碗にお湯を入れ、お湯を少し冷ましつつ、器を温めます。また、こうすることでお茶を淹れるお湯の適量を量ることができます。

 

 

 

2.急須に茶葉をいれる

1人分が約3~5g。大さじ一杯程度。

5人以上の場合は1人2gを目安にしましょう。

 

 

 

3.急須に茶碗のお湯を注ぎ、しばらく待つ

茶葉がひらき、味が出るまで1分程待ちます。

 

 

 

4.お茶を注ぐ

味・量が均等になるように少しずつ廻し注ぎ(茶碗A,B,C→茶碗C,B.A)、最後の一滴までしっかりと注ぎます。

イラスト

 

 

 

おいしいお茶の淹れ方 ミニセミナー

もう少し詳しく、お茶の基礎知識・淹れ方のポイントについてご説明していきましょう。

 

「お茶に興味はあるけど、お茶を淹れたことがない…」

「難しそうだし、おいしく淹れる自信がない…」

「手順や方法がわからない…」

 

そんな方は、まず上記のお茶の原則を活かして「それっぽく」やってみましょう。ここでお伝えする、お茶淹れの原則を活かして、ご自身がさらに「美味しい」「ほっとする」ようなお茶の味を発見してみては?

やってみたら「案外それっぽくできた!」から「茶器にこだわってみよう」「あの人に淹れてみよう」「いろんなお茶をためしてみよう」とお茶の世界が広がることと思います。これが絶対!という淹れ方は無いので、あくまで自由で、美味しい自分流を楽しんでください。

いつも淹れている方は、これからお伝えするお茶の淹れ方のポイントを実践し、さらに美味しく、また自分の身の回りの方にお茶の淹れ方やちょっとしたポイントを伝えてみてください。

 

 

さて、お茶の風味を大きく左右する要素は、茶種の特徴に合った

茶葉の量、湯の量、湯の温度、抽出時間、お湯(水質や沸かし方)注ぎ方などです。

この6つの要素を踏まえ、お茶の淹れ方のポイントをご説明します。

 

 

■淹れ方目安表(一人分)

茶種(当園銘柄) お茶の葉の量 お湯の量 お湯の温度 浸出時間
手もみ茶 3グラム 20~30cc 50℃ 2分~2分30秒
煎茶(高級・極上・最上) 3~5グラム 50~80cc 60℃~70℃ 1分~2分
煎茶(荒造り・上煎茶・特上) 3~5グラム 50~100cc 70℃~80℃ 30秒~1分
煎茶(やぶきた・特選やぶきた) 3~5グラム 50~100cc 80℃~90℃ 30秒~1分
煎茶(正喜撰・喜撰) 3~5グラム 100~150cc 80℃~90℃ 30秒~1分
ほうじ茶・抹茶入り玄米・
玄米茶・番茶
3~5グラム 100~150cc 90℃~100℃ 20秒~30秒
くき茶 3~5グラム 100~150cc 70℃~80℃ 1分~2分
粉茶 3~5グラム 100~150cc 80℃~90℃ 20秒~30秒
ティーバッグ 1個(4グラム) 100~150cc 80℃~90℃ 30秒~1分

 

 

 

茶葉の量

1人で飲む場合には3~5g。ティースプーン一杯で約3g。いつもより少し多めに淹れると2煎目、3煎目もしっかりと味わえます。3人以上に淹れる場合は1人2g程度を目安に。茶さじやスプーンを使って好みの量を覚えてみるといいかもしれません。

 

 

 

湯の量

お使いになる湯のみでお湯の量は変わってきますが、おすすめの湯量は煎茶で50~150cc。慣れるまで湯冷ましを兼ねて、最初に茶碗にお湯をいれておくと多すぎず、少なすぎずにお茶を淹れる事ができます。お湯の量を少なめにいれると甘味が凝縮され、よりコクのある味わいになります。

 

 

 

湯の温度

湯の温度は茶種の特徴を活かすのに重要な要素です。香りの成分は温度の高いお湯で淹れるほど強く出ます。味に関しては、湯の温度が高温なほど、苦渋味が強いお茶となり、低温なほどうま味と甘味が強く感じられるお茶になります。これは高温で溶けだしやすいカテキンとカフェイン(苦渋味)が抑えられるかどうかの違いです。
わかりやすい温度の目安として、例えばポットの湯温が90度の場合。茶碗に移し、茶碗が温まると約10度下がります。ここで約80度。さらに移すと約70度。70度の目安は茶碗にいれてやっと持っていられる熱さの温度です。

 

 

 

抽出時間

茶種によって様々ですが、上記の目安表を参考に、お好みの抽出時間を発見してください。一般的な並級煎茶で30秒~60秒。その後2煎目は20秒程度。3煎目は10秒程度。

 

 

 

お湯(水質や沸かし方)

水道水を使用する場合は、カルキ臭を消すために一度沸騰したらさらに5分程度弱火で沸騰させるとよいでしょう。市販のミネラルウォーターを使用する場合には、表示を確認して硬度が低い軟水のものを選んでください。

 

 

 

注ぎ方

少しずつ注ぎます。1人分の時でも色を見ながら5回ほどに分けて淹れてみましょう。味も出やすくなります。数名に淹れる場合は、濃さと湯茶の量が同じになるように注ぎわける事が大切です。茶碗が3客の場合、A,B,C,と注いだらC,B,Aと戻り、これを繰り返し注ぎ切ります。少しずつ接ぎ分け最後の一滴まで注ぎきるのがポイントです。最後の一滴に、極上の旨味が凝縮されています。
また最後まで注ぎきることにより、味のバランスがとれ、茶葉が蒸れる事を防ぎ、2煎目、3煎目も美味しく飲めます。最後に急須の後ろをたたき、注ぎ口に寄っている茶葉を真ん中に戻します。そして蓋を少しずらすと蒸気と熱気が逃げ、急須の中の茶が蒸れずに2煎目もおいしくいただけます。

 

 

 

二煎目は…

一煎目よりも約10湯温を上げ、抽出の時間も一煎目の半分で。注ぎ方は同じように廻し注ぎをします。3煎目もさらに湯温を上げ、抽出時間も2煎目の半分で。

 

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